マレーシア移住の生活費:安心して暮らせる理由

投稿日:2024.07.04


マレーシア移住の魅力の一つは、生活費が日本の約半分に抑えられることです。
東京・大阪に住んでいた方であればマレーシアの生活コストが安いことは実感していただけると思います。
日本の地方都市にお住まいであれば、費用的にはあまり変わらないと言われています。
家賃などは固定費が安いため、移住後も安心して暮らせます。ここでは、マレーシア移住でかかる1ヶ月の生活費について、各項目ごとに詳しく解説します。

マレーシア移住にかかる生活費
家賃
光熱費
食費
交通費
医療費
教育費
娯楽費
家賃
マレーシアの賃貸物件は東京などの都市部に比べて非常に安く、多くの移住者が賃貸物件を選びます。特に高級マンションであるコンドミニアムは、世帯人数に関わらず人気です。

物件タイプと家賃相場

コンドミニアム:家具家電付き、高層マンション
リンクハウス:長屋タイプ、専用の玄関と庭がある
一戸建て:庭付き、敷地面積の広い物件
物件タイプ 単身者向け 家族向け
コンドミニアム 1DK:1,300~2,500RM(3.9万~7.5万円)

2~3LDK:2,500~4,500RM(7.5万~13.5万円)
リンクハウス – 3~4LDK:4,500~10,000RM(13.5万~30万円)
一戸建て – 5LDK以上:8,000~20,000RM(24万~60万円)
光熱費
温暖な気候のマレーシアでは、エアコンの使用が光熱費に大きく影響します。首都クアラルンプールでは朝夕の気温が25℃前後、日中は33℃くらいまで上がるため、在宅時間が長いと電気代が高くなります。

光熱費の目安

項目 単身者の場合 家族がいる場合
水道代(上下水道の合算) 1,000円 1,000円
ガス代(都市ガスまたはプロパンガス) 300円~ 700円~
電気代(生活状況による) 3,000円~ 7,000~15,000円

食費
現地の食品は安く、日本製品は2~3割ほど高いです。日系スーパーのイオンには安価なプライベートブランド商品があり、日本人もよく利用しています。ローカルレストランや屋台での食事は非常に安く、500円あれば満足できます。

1ヶ月の食費例(一人暮らし)

スーパーで買い出し:5,000円×月4回=20,000円
ローカルレストランや屋台で外食:500円×月4回=2,000円
日本食レストランで外食:3,000円×月1回=3,000円
同僚とのランチやアルコール購入費など:15,000円

交通費
電車とバスの初乗り料金はどちらも1RM(30円)ほどで、電車の場合は3RM(90円)あればクアラルンプール周辺を移動できます。配車タクシーのGrabも便利で、10分程度の移動であれば10RM(300円)で利用できます。

医療費
マレーシアの医療費は保険適用の場合非常に安く、風邪をひいて病院に行っても診察と薬代、病欠証明書(MC)発行費を合わせても5RM(150円)ほどで済みます。しかし、保険適用外の皮膚科や歯医者の治療費は高額です。

医療費の目安

風邪で受診:5RM(150円)~
歯石除去:200RM(6,000円)~
歯の詰め物が取れた:700RM(21,000円)~

教育費
マレーシアは英語のレベルが高く、語学留学や親子での教育移住に人気があります。インターナショナルスクールや語学留学の費用はプランによってさまざまで、内容をよく確認しましょう。

教育費の目安

語学留学(親子2人の場合):1ヶ月の短期留学で30万円ほど
インターナショナルスクール:入学金10~70万円、年間授業料40~300万円
娯楽費
マレーシアの娯楽費は日本と比べて非常に安いです。新作映画は12RM(360円)ほどで鑑賞できます。ゴルフや旅行なども日本より安く楽しめます。

娯楽費の目安

映画:12RM(360円)~
ゴルフ:200RM(6,000円)~
マッサージ60分:66RM(2,000円)~
まとめ
マレーシア移住は、生活費が日本の約半分に抑えられることが大きな魅力です。家賃や光熱費、食費、交通費、医療費、教育費、娯楽費など各項目でのコストが安いため、安心して暮らせます。特にコンドミニアムは日本の高級マンションのような設備が整っており、快適な生活を送ることができます。