マレーシアの不動産価格、購入のメリット、注意点について詳しく解説します
投稿日：2024.06.07
マレーシア不動産の魅力と価格
マレーシアの物価水準は日本の約1/3とされ、不動産価格も同様に東京の1/4とはるかに安価です。
首都クアラルンプールの一般的なコンドミニアムの㎡単価は、タイやフィリピンと比べても低い水準にあります。
これは、2006年頃まで外国人の不動産購入に対する規制が厳しかったため、外国資金が多く流入しなかったことが一因です。また、マレーシアの広大な国土と少ない人口も、不動産価格が安価である理由の一つです。
しかし、前言撤回になりますがマレーシア不動産が割安なのはそれなりの理由があります。
東京の不動産と比べて1/4だから安いと説明されても、価格だけで考えると安いですが、それはマンゴーといちごを比べてどちらが安いのかを議論しているのと同じです。
東京とクアランプールでは賃金、地価、面積、物件の質とあらゆるものが異なります。
正しい比較はクアランプールの物件Aと物件Bで比較するのが正しい比較方法です。
■マレーシア不動産のメリット
災害リスクが少ない: マレーシアでは地震や台風などの自然災害がほとんど発生しません。
そのため、建築基準が日本ほど厳しくなく、建築コストが抑えられています。
高品質な物件: クアラルンプールの高級コンドミニアムは、欧米で学んだデザイナーや有名ホテルを手掛けるデベロッパーによって設計されており、洗練されたデザインと広々とした住空間が特徴です。例えば、1ベッドルームのユニットでも100㎡を超える広さがあり、天井高も3m以上と開放的です。
豪華な共用施設: 比較的手頃な価格帯の物件でも、24時間ガードマン常駐のセキュリティゲート、プール、ジム、子供用プレイグラウンドなどが完備されています。さらに、テニスコートやバーベキュー場、レストランなども備えていることが多く、日本の同価格帯の物件よりも高いクオリティの生活が楽しめます。
外国人の不動産購入とローン
マレーシアでは2006年12月の法改正により、外国人でも不動産を自由に購入し、自分名義で登記することが可能になりました。これは東南アジア諸国では珍しい制度です。さらに、外国人でも不動産を担保にしたローンを組むことができるため、レバレッジを効かせた投資が可能です。
税制と法制度
マレーシアでは固定資産税をはじめとする不動産関連の諸費用が低く、住民税や相続税、贈与税は存在しません。また、台湾の法制度に基づく法律・契約面がしっかりと整備されており、政治リスクも低いため、外国人でも安心して不動産を所有できます。
購入時の注意点
マレーシアでは、外国人が購入できる物件は原則としてRM100万（約3200万円）以上に限られています。
これは、ローカル層の住まいを確保するための措置です。この点に注意して、投資計画を立てましょう。
結論
マレーシア不動産投資で成功するためには、現地の事情をよく理解し、信頼できる専門家のサポートを受けることが重要です。特に、日本ではなく現地に根付いた不動産会社を活用することが推奨されます。また、マレーシア移住を考える際には、マイプロパティを活用して売買手数料を無料にすることで、よりコストを抑えた投資が可能となります。
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担当者：伊藤